クランクの回転をカムシャフトまで伝達するのが、カムチェーンの働きです。
このチェーンの動きと連動して、オイルポンプとチェーン・テンショナーが作動します。
つまりクランク軸回転とカムシャフトの回転は、連動しなければ4st猿人として成り立たないワケです。
活字にすると非常に理解し難いのですが、4ストローク発動機の構造が理解出来る方なら「なにヌカしとんぢゃ、コイツ・・・」って思われるでしょうね!(爆)
モンキー系の猿人も然りで、ちゃんと立派なモノが装着されております。
ただ如何せん49ccのキャパに応じたシロモノですので、ボアアップ・チューンには多少心細く感じるのが正直なところでしょう。
まずカムチェーンですが、同じホンダ製・縦型4stのCB50用のヤツが純正流用にて強化が可能です。
これで必要十分でしょうが、それでも不安の方は各種社外品をお選び下さい。
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上:純正品 下:強化品 |
オイルポンプは、横型のカブ70用かダックス70用などがポン付けでOKです。
ただし6V系と12V系では、ポンプを駆動させるシャフトの切り欠きが逆のため、違うタイプのポンプを流用する場合は、シャフトごと交換する必要があります。
6V純正から12V純正へコンバートするだけでも、結構容量アップするようです。
この場合、ガスケットには互換性がありませんので注意が必要です。
専用品を使用しないとオイル通路を塞いでしまい、最悪猿人がパーになります。
オイルの通路を確認して、段差を修正すれば完璧でしょう。
純正流用の最高峰は、逆輸入車の 「タイカブ100用」にトドメを差しますね。
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今度、もっとええ画像と差し替えます。 |
カムチェーンに適度なテンションを掛けて、適正なチェーンの張りを保ってくれるのが
チェーン・テンショナーの働きです。
12V系の猿人には油圧で自動調整する 「オート・テンショナー」が装備されています。
6V系は、一部を除いて 「マニュアル・テンショナー」です。 (SS50はオートでした)
どちらがイイのかは、これも一長一短があります。
オートは名前の通り自動的にチェーンの張りを調整してくれて、基本的にメンテフリーです。
対するマニュアルは、手動にて調整ボルトを廻して張りを調整しなければなりません。
ただオートは、油圧でテンションロッドを押し上げているので、急激な力が加わった際に油圧が負けてしまい、その結果チェーンのコマ飛びを起こしてしまう可能性があります。
マニュアルでかっちり決めておくと、このような危険性が格段に少なくなると思われます。
そうそう発生するトラブルではありませんが、ご参考にして頂けたら幸いです。 |