≪復刻版≫

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その2.クランクシャフトとフライホイルのうんちく
ここではロングストロークや軽量クランク等、各種社外品は抜きにして、純正採用されているモノだけに限って考察していきたいと思います。(社外品ファンの皆様・・・m(__)m)

使用されてるクランクは、〔Sタイプ〕と〔Lタイプ〕のショートコンロッドまたは〔Gタイプ〕のロングコンロッドです。 (ロングストロークとは違います)

Sクランクは、主に初期のレジャー系に採用されていて、フライホイルが
「アルミ製」の角ばったカタチで、点火系の進角が固定式のタイプです。(6Vダックス・リジッド・4L・5L超初期型など)

アルミ製:固定式
Sね!

Lクランクは、主にビジネス系やスポーツ系に採用されていて、フライホイルがアルミ製か鉄製のやや丸みをおびたカタチです。(
SS50・カブ・シャリイ・CD・5L初期型以降など)
裏側にガバナー遠心式の点火系進角装置(以下、ガバナー)が組み込まれている
「アルミ製」と、Sクランクのフライホイル同様の、進角固定式の「鉄製」の2種類があります。

※但しモンキー系では、ガバナーのフライホイルは採用されておりません!m(__)m

アルミ製:ガバナー進角式 鉄製:固定式
Lの進角だす Gの固定なり

        
             

車体のタイプによって進角度数はマチマチですが、1番進角度が大きいヤツは
「SS50」でしょう!
あの“タ●ガワ”もビックリの、40°近くもあります。(勿論、上死点手前です)
その次に
CS・CL系、CD系、カブ系、シャリイ系の順だったと記憶してます。(ウロ覚え)

ここでヘンな解釈を正しておきたいのですが、「大きければイイ!」っちゅーもんやおまへん。(爆)
ノッキング(異常燃焼・デトネーション)っちゅー
“恐怖”が手ぐすね引いて待ってます。
最悪の場合、ピストンヘッドやバルブの
溶解損傷を招きます。(-_-メ
適度な点火進角度のほうが、出力と耐久性との好バランスが保てると思われます。


Gクランクは、12Vの「Rタイプ」クランクまでの“つなぎ”と解釈してます。

フライホイル取付部はLクランクと共通ですが、ロングタイプのコンロッドを採用しているため、腰上は12Vと共通です。 (これが、“つなぎ”と呼ばさせてもらう所以です)


クランク自体は、S、L、G、タイプとも
互換性が有ります。
(ここでの互換性とは 「クランクケースに組み込み可能」 という意味で、クランク及びステーター&フライホイルの3点セットごとの換装を言います。)

Sクランクだけは、クランク本体とSフライホイル・Sステーターの組み合わせのみです。
L⇔Gとも点火系のステーター・コイル・フライホイルのシャッフルは可能ですが、進角固定式のステーターにガバナーのフライホイルを装着しても効果は
期待できません。
ステーター、コイル、ガバナー・フライホイルのセットでの交換が必要となります。